雪の降りそうなねずみ色の雲が垂れ込め、よく見ると途切れ途切れに細かい雪も降ってくるのですが、雪だるまを作りたいどんぐりさん達にはまだまだ足りない(´`:)
そこで、そんな空を見ながら「雨乞い」ならぬ「雪乞い」をしました。
手作りのマラカス片手に🎵雪降れ~雪降れ~🎵と唱えながら皆で輪になってグルグルまわりました。
一通りやってみて空を見上げるけど、雪は降りそうになく…💦
何度か皆で雪乞いをして、守部神社の神様にお願いに行く事にしました。
出席をとり、絵本は「おばけだじょ」と「さんびきのこぶた」を読みました。
その後、赤・青・黄色のマットをそれぞれの家に見立てて🎵森の小道、散歩に行こう。
オオカミなんか怖くないぞ🎵と歌いながら歩き「赤」と言われたら赤の所に…と指示された色のマットに集合する遊びをしました。
ウロウロするお友達を連れに行く子どももいて、無事に皆が同じ色に集合です。
初めは色を言っていましたが「バナナの色」とか「空の色」とか言ってみても、皆で黄色や青の家に入る事が出来ました。
賑やかに遊んでいたら、お腹を空かせたオオカミがやって来ました。
顔を引きつらせて家に逃げ帰る子ども達。怖くて泣いている子どもをオオカミが捕まえようと迫って来ます。
すると勇気ある子ども達が数人で、泣いている子どもを助けに必死の顔で出てきて、手を取り連れ戻っていました。
自分も怖いのに、仲間の為に勇気を出せる!って、なんて素敵❤
腹ペコオオカミ、家の前に陣取って動こうせず、泣き虫な子どもや飛び出して来る子どもを待っている様子。
そこで子ども達、前回オオカミが梅干し入りのおにぎりが好きだった事を思い出し、急いで握って差し出したけど「梅干し入りのおにぎりは食べ飽きた」と言って喜ばず、嫌いなシャケ入りのおにぎりを渡した子どもがいて、怒らせてしまいました。
そこで、秋に皆が食べて美味しかった栗や柿やみかんをあげようと探しに出かける事にしました。
あちこちでたくさん見つけてきてオオカミに差し出すと喜んだオオカミ。
なぜかおいもが一本混じってて、それを差し出した子どもが「やきいも、熱いで!」と(笑)
かごいっぱいに栗や柿をもらってオオカミは帰っていきました。
そこで、散歩の身支度をして守部神社に向かうことにしました。
寒いかと思っていましたが、外に出てみると案外寒さを感じることなく、皆で歩いて行きました。
途中の家の梅の花がちらほら咲き始めて、日を経る毎に花が増えて冬枯れの空に彩りを添えています。
皆でワイワイ守部神社に向かい神様に「雪だるまを作りたいので、積もる程雪を降らせて下さい。」
「腹ペコオオカミがきませんように。」とお願いをして、一反木綿のモンコちゃんがいたおばけの道を通ってどんぐりに戻りました。
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