2017-03-27

3月27日(月)

3月の最終週になる今週は、引越をする子ども達・幼稚園や保育園に進級する子ども達などあり、毎日のように誰かとサヨナラをする寂しい1週間になります。
会えなくなるのは寂しいですが、希望に満ちた新たな旅立ちです。明るくお別れしたいと思います。
そんな思いから、どんぐりの保育士でペープサート劇を子供達に見て楽しんでもらえたら…と『三匹のやぎのがらがらどん』をする事にしました。
皆が登園するのを待って、玩具を片付けると劇の準備の為にロッカーを動かしたり、暗幕を台につけたりが始まりました。
子供達は何が始まるの?とキョロキョロ。
ロッカーを動かす時は危ないので、子ども達は窓に寄って「壁、壁、ぺったんこ!」と言いながら待つのですが、もうすっかり心得た子ども達は自ら窓の所へよけに行っていました。
むこっこから、すみれ(4歳児)組・すずらん(3歳児)組も見に来てくれて、舞台も客席も準備OK。『…がらがらどん』の始まりです。


橋を渡りに行く時は、それぞれのやぎと一緒に「カタ、コト。カタ、コト。」「ガタ、ゴト。ガタ、ゴト。」「ガタン、ゴトン。ガタン、ゴトン。」と一緒に橋を渡ったりして、皆もよく知っている話なので集中して見ていました。

楽しい時間を過ごした後は、皆で春を見つけに側道の花壇に出かけました。
紫色のムスカリがニョキニョキ伸びてあちこちで揺れていました。
また、スノーフレークも咲き始め白い釣り鐘状の花を咲かせていました。
頭上では桜が大きく膨らんでもうすぐ花を咲かせそうです。
そしてやっと、この花壇にもつくしが伸びてきて遠目にもそれとわかるほどに育ってきて、見つけたどんぐりさん達は早速花壇をよけて上の土手へ上がり、つくし摘みを楽しみました。
一本を大事そうに手にしている子。片端からいっぱい摘んでいる子。足元のつくしに気付かず踏んでいるのに「ない、ない。」と大人の手のつくしばかり取りに来る子。つくしより土手の散策を楽しんでいる子など、様々でした。
つくし摘みを楽しんで、阪急電車を見に行きました。
今日は手を振っていたら、「ぷ~」と警笛を鳴らしてくれました。子ども達は大喜びでした。





暖かさが増してきて、ガードレールの向こうのつくしも大きく伸びて、どんぐりに帰る皆を見送ってくれている様でした。

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